【アニメ】スラムダンクから学ぶ「思いを言葉にする」大事さ

アニメ

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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日本でバスケットボールが人気スポーツとなるキッカケの第一人者は間違いなく「スラムダンク」ではないでしょうか。
バスケットボール経験者のみならず、バスケットボール初心者からも愛されている名作。
この漫画を読んで、「バスケットボール」を始めた人もきっと多かったのではないかと思います。

大人になった今でも、一度見はじめたら止まらなくなります。
今日はそんな大好きなスラムダンクの主人公でもある桜木花道から学べることについてお話していきたいと思います。

バスケットボールを始めたキッカケ

桜木花道は高校生になってから、一目惚れをしたハルコさん(湘北高校キャプテンの妹)の影響でバスケットを始めることになります。
はじめはうまくいかず、ドリブルやシュートすらままならず、ライバルであり、スーパープレイヤーの流川の足元にも及ばず、ストレスや葛藤をしながら、それでもバスケットにハマっていきます。桜木は身長が188cmあり、ジャンプ力などの身体能力はズバ抜けていました。だから、赤木キャプテンや安西先生をはじめ、周囲の人々は桜木の潜在能力、つまり才能に目をつけていました。
神奈川県の中でベスト4に入る強豪・陵南との練習試合の前日、キャプテン赤木はシロウト桜木にリバウンドを教えます。これが少しづつ桜木の武器となっていくのです。
そして気がつけばチーム湘北にとって、桜木はなくてはならない存在にまでなっていました。

天才ですから

桜木の本能というか、生き方はすごく学ぶところが多いのです。まずは、自分を天才だと言い続けること。ナポレオンヒルの「思考は現実化」するが有名ですが、人間は目標や自分が求める能力、地位などを具体的に思考し、願望や忍耐力、そして計画、行動と進むことで、思考は現実となるのだそうです。
私も現役時代は、どんなときでも「今日は良い日だ!」「絶好調!」と思い、声に出しなさいと教えられてきました。
何言ってんだと思って聞いていたのですが、ポジティブな言葉を口にすると自然と心が明るくなり、プレーが楽しい感覚になったことを今でも覚えています。人間の動きや思いは脳からの信号によるものです。無理矢理にでもポジティブ思考にもっていけば自然と身体もポジティブになる、ネガティブからは何も生まれない、だからポジティブな言葉を口にしなさいというのは、こういうことだったんだなと理解できました。
是非、現役選手にも意識してほしい部分であると思います。

桜木も思考をそのまま口に出しますよね。ワンピースのルフィも同じですね。「俺は海賊王になる!」と言い続けています。
そして、具体的な行動に出る。桜木は思考を口に出して、周囲の人に公言し、はじめは否定していた地味な練習も一人でこなすようになり、着実に力をつけていくのでした。

苦手なものがあってもいい

人は好きなこと、ハマれるものは、誰かに言われるでもなく、やるものです。つまり、誰かに「やったほうがいい」「やりなさい」と言われた時点で、それは自分に向いているものではありません。できれば、やめたほうがいい。桜木のチームメイトはバスケットボールは上手ですが、テストは全くできない連中だらけでした。流川、宮城、三井、レギュラーメンバーのほとんどは、追試を迫られるほどの赤点メンバーでした。
人は誰でも得意、不得意があります。なのに、世間では苦手なものを許さない風潮がありますよね。「嫌いな物も残さず食べなさい」「一度始めたら最後までやり抜きなさい」「中途半端はいけません」「算数や英語で落ちこぼれてはいけない」「大学くらいは行っておいたほうがいい」「安定した公務員や会社員を目指すべき」など、言い古されてきた言葉は数知れず。
しかし、繰り返しですが、人は「人に言われたこと」はやりません。自分で肌で感じ取り、楽しい!ハマった!と「自分の心から言われたこと」だけしか没頭できないのです。

今、好きでもないことに無理矢理取り組んでいる人、考えてみてください。辞めたって問題ないことは多いと思うのです。
辞めることにネガティブに捉えられていた時代は昔のことではないでしょうか。
俺には向いていなかったんだと知れる機会だったと捉えることができればそれで十分だと思うのです。
もちろん「辞めないで見える景色」もあると思います。
悩んでいる人はそっと立ち止まって何も考えないで過ごすのもありです。
そしてそこからゆっくりと答えをだしていけばいいだけでしょう。

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