「また人に騙されて損してしまった」
「男の人に騙された。私って男見る目ないのかも」
っていう人、友達に数人は存在しますよね。
できれば人は騙したくないし、騙されたくもないものです。
今日は人に騙されないための習慣を皆さんに紹介したいと思います。
騙されることの本質
騙される人って、なぜ、騙されるんでしょうかね?
じつは無意識に「自分から騙されにいっている」からだと思います。
騙される人の特徴は、目の前の人の「心の中」に勝手に同情してしまうことから始まるんですよね。
「大変そうだな」
「悲しんでいるだろうな」
そう考えているうちに、相手に感情移入して、「自分を賢く見せたい」「カッコよく見せたい」という思いが絡みます。
そこが、自分で自分を騙す瞬間です。
よくよく考えたら人生って騙して疲れたフリをしないとか
彼女にカッコ悪いとこ見せたくないから身の丈以上の振る舞いをするとか
騙すことの連続なんですよね。
それに自覚的にならないと、いつのまにか相手に操られていることになってしまうと思うのです。
では、そういう自分をどのように変えればいいのでしょうか?
「罪悪感」が芽生える人
実業家のひろゆきさんは昔スーパーでアルバイトをしていたようです。
そのときに学んだのは、「相手の目を見て必死に声をかけると買ってくれる人がいる」ということでした。100人いれば、その中の数人に「罪悪感」が芽生えるということでした。
「私に向かってわざわざ大声を出してくれているんだから、私が買ってあげなきゃ、この人はかわいそうだ」
そういう心理が、何人かに生じます。
スーパーならまだいいですが、高額商材の詐欺に引っかかる人にも、「この人にならダマされてもいいか」と思ってしまう瞬間があるといいます。
お店でぼったくられたときも、「この人はきっと何か大変なことがあったんだろう」と思い込んでしまうのです。
「NO」を言うための訓練
もし、あなたがダマされやすい自覚があるなら、「あえて自分から断る練習」をすることです。
「これ、食べていいですか?」とスーパーで試食したり、「これ着てみていいですか?」とアパレルショップで試着してみます。
そして、そのあと、絶対に断ってみましょう。
「ちょっと考えます」「イメージと違いました」
などと言って、ちゃんと断ればいいんです。
おすすめは、財布を家に置いてお金を持たずにやってみることです。
そして、断ることに慣れましょう。最初は「財布を持ってないのに試食して、申し訳ないな……」と思うかもしれません。
そんな葛藤も、回数を重ねるうちに気にならなくなります。
ちなみに洋服店に行くとほとんどのスタッフが「困ったことがあったら…」と近寄ってきます。
それさえも無視しちゃってください。
ナンパや飛び込み営業も同じ構造で、最初は無視されたり嫌な顔をされて、凹むと思います。
でも、何度も断られると、やがて慣れます。
これを「メンタルの強弱」で表現されることがありますが、こんなものはただの慣れです。
断る勇気をもつということは、騙されないということに近づいていくと思うのです。
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