【子育て論】最強にコスパがいい「大卒」という資格

子育て

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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進路選択の時期を迎えた高校生の多くは「将来何するか決まってない」と漠然とした人が大半だと思います。高校卒業後の進路選択は大事な人生の岐路になるので、しっかり納得して決めたいと考えていると思います。
また自分の子供を大学に進学すべきか、だけど学費は高いし、高卒で就職させるか、なんて悩む人も多いですよね。

ネット上では「大学に行く意味はない」という意見も見られますが、基本的に大学に行く意味は何かしらあると考えてよいでしょう。
その意味は人それぞれですが、例えば、

「学びの場」
「経験を積む場」
「新たなものや人に出会う場」
「学歴を得る場」

などなどが語られておりますが、そんなことはぶっちゃけどうでもよくて、「コスパよく大卒という資格がとれること」が1番の大学にいくべき理由です。

今日はその点について「ひろゆきさん目線」でお話していきたいと思います。

2ちゃんねるの創設者で実業家のひろゆき氏が、学歴についての私見をtwitterで発信したことが話題になったのは皆さんご存知ですか?

また別の記事でも大学進学を支持しているんですよね。

日本で60歳まで働いたとすると、高卒と大卒とでは生涯年収に約4000万円の差が出ると言われています。最近は「人生100年時代」などというキャッチフレーズとともに、70歳まで働かなければいけない状況にありますので、生涯年収は5000万円近くの差が出ることになります。

 僕は「子どもには大学を卒業させたほうがいい」派の一人なのですが、この数字ひとつとっても、大卒資格を取得したほうが有利なのは一目瞭然。

 大学4年間には数百万円の学費が必要になるわけですが、それで生涯年収が数千万円変わるのであれば、奨学金という借金を背負ってでも大卒資格を取得するという「投資」は十分割がいいと思うのです。

何もやりたいことがない人こそ大学にいくべき

本当に優秀な人や「サッカーが上手い」などの才能がある人は、やりたいことがすでにあって、それをやり続けるので大学は必要ないです。

逆に、今自分に何かできることがないのに大学に行かず、高卒を選択すると「大学卒でなければできない仕事や、入れない企業」があるため、自分の選択肢を狭めてしまうので、そうならないように大学に行くべきだと思います。

また、現在の日本にはちゃんと勉強をすればそれほどお金をかけずに入ることのできる大学があるという理由でも、大学への進学をおすすめできると考えています。

大学進学は最強のコスパ

日本の大学はほとんど勉強をしなくても卒業が出来るので、高卒の人が4年間多く働いているのにも関わらず、4年間遊んで楽しく暮らしながら、生涯年収(人生の中で稼ぐお金の合計)が3000〜5000万円くらいの差が出る。

高卒の人と大卒の人は能力に差がほとんど変わらない中で、人生で働く時間も短くなり、年収も上がるという点で大学に入学することを「コスパが良い」としておすすめできます。

これには簿記などの「資格」にも当てはまり、世の中の人がそこそこ頑張れば取れる資格をとっていく方法が良いと思うのです。

日本の大学の学費は高すぎるという話ですが、本当にそうでしょうか?日本では、国立大学の学費が年間80万円、私立大学で大体110万円くらいでしょうか。

一方、米国では国立大学の学費は平均で年間1万ドル少々。日本円で110万円を超えますし、私立大学となると年間3万5千ドル、日本円で380万円程度ということです。

しかも日本では無利息や利率が1%にも満たないほどの低利率の奨学金を借りることができますが、米国の奨学金の利息は7%程度です。奨学金を借りて大学に進学するということが、米国人にとってどれだけ命懸けの行為かということがわかります。そりゃ日本の大学生と違って、必死に勉強する学生が多いわけですよね。

その代わり日本と違って米国では給料が良いという声もあるかもしれませんが、例えば日本の大卒新卒であれば、平均年収は300万円程度です。一方で米国の新卒平均年収は630万円と言われています。

国立大学の場合は、米国の大学の方がコスパが良いと言えますが、私立大学の場合は米国の方がよっぽど”割高”な大学と言えるのではないでしょうか。奨学金の利息を考えれば、米国の方がもっとひどい状況です。

ひろゆきさんもおっしゃっているように「高卒でも収入が高い人がいる」という指摘は、問題をすり替えていると感じます。

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