【仕事】「仕事ができない人」がやってしまっている習慣

キャリア

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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皆さんは自分が「仕事ができる」、もしくは「仕事ができる方」だと思ってますか?

私も自分で仕事ができるとは全然思ってないですが、「できない人」ではいたくないと思っています。

では「仕事ができない」人とはどんな人で、何が理由なのでしょう。

今日はそのお話をしていきたいと思います。

「人の話を聞いているとき」の姿勢で圧倒的な差がつく

吉本クリエイティブ・エージェンシー養成所であるNSCを例にしていきましょう。

「聞く耳を持つ」という言葉がありますよね。NSCや芸場での様子を見ていると、売れる若手芸人となかなか芽が出ない若手芸人の差は、この「聞く耳」にあると思います。ですが、それはアドバイスを聞く姿勢があるかどうかという話ではありません。大事なことは聞いたアドバイスをすぐに実行できるかどうかです。
ちなみにアドバイスに対して「いや、でも…」と反論して耳を貸さないのは論外です。

私はこれまで多くの選手を見てきましたが、聞く耳を持っているのといないとでは、選手の「成長」はまるで違います。
成長著しい選手は、ちょっとしたアドバイスや私の感じた感想などを話すとしっかりと聞いてくれます。素晴らしいことです。

ですが、そのなかでもしっかりと結果を残す選手は、アドバイスを聞いている最中に、次に自分がすべきことをすでに考えはじめています。話が終わる頃にはもうすでに頭は整理されていて、話が終わり次第すぐに行動に移そうとするのです。やはりすぐに動く選手とそうでない選手の2種類にわかれています。

これは、ビジネスパーソンの方々も同じです。仕事ができる方は話をしている最中には自分に必要なアクションが何であるのか、すでに考えはじめています。

聞く耳を持つということは非常に大事なことですが、それがなんの目的のためか考えてみると、やはり「成長」や「改善」のためにあるわけです。ですから、アドバイスを聞いて終わりなのではなく、聞いたあとどうするかが非常に重要です。
アドバイスや助言をもらえる瞬間があったとしたら「ふむふむ」「なるほど」で終わらせるのではなく、「それであれば、こうしてみるか」と次のことを想像しながら話を聞いてみましょう。
「そんなことを私はしない」と自分はアドバイスを聞き入れないと決意するのもまた正解です。大事なことはアドバイスを聞いたあとの自分のアクションを決めることです。

アドバイスを聞いて終わりの人と実行する人の思考の違い

アドバイスを聞いて終わりの人と実行する人の思考の違いを比べてみると次の通りです。

アドバイスを聞くことで終わってしまう人
・聞く→納得する→次の機会に備える

アドバイスを実行まで繋げられる人
・聞く→できることを考える→実行のハードルを検討する→気になることは質問する→試せそうなときを考える

もちろん人によって、考える順番や内容は違うと思いますが、私が見てきた限り、両者の頭の使い方にはこれほどの差があります。同じ時間を過ごしているのにもかかわらず、差が生まれてしまっているわけですから、誰でも「もったいない」と感じるのではないでしょうか。

自分から何か発言をすることや何かを披露することだけを想像してしまいがちですが、それだけではありません。人の話を聞くことのようなインプットの際に頭を使うこともまた「1秒で答えをつくる」行為です。情報に対して自分の意見を決めて、着実に自分の成長に繋げる、その繰り返しが、自然と意思決定の速度を上げていく起爆剤となり、頭の回転が速くなっていきます。

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