【子育て論】親が頑張りすぎると子供はバカになる

キャリア

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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皆さん、こんばんは!Coach Kです!

今回はオススメの本、紹介シリーズ第2弾となります。
第1弾はコチラ➡︎「人生が変わる生き方」

最近ハマってハマって仕方ない2ch創設者「ひろゆき」さんの『僕が親ならこう育てるね』を紹介させていただきます。

僕が親ならこう育てるね [ ひろゆき ]

価格:1,540円
(2022/2/24 20:22時点)
感想(8件)

ひろゆきさん的思考で自身初の教育本です。

「習い事は何をさせたらいいのか」
「お金の使い方はどう教えたらいいのか」
「インターネットとの上手い付き合い方をどう教えたら良いのかわからない」
などなどの悩みはつきませんよね。また何故か正解はないのに、日本は正解にとらわれている教育の背景があります。
当然のことながら個性が人それぞれあるのにも関わらず、親が何とか良い子に育ってほしいという「親のエゴ」から間違った方向にいってしまうケースも少なくありませんよね。

私自身も息子にしばらくyoutubeを禁止していたのです。様々な情報が配信されているコンテンツの中で情報の善悪の判断ができない子供に悪影響を与えてしまうのではないか、という考えでした。
しかし家での時間を止めれば止めるほど、祖父母の家では他のことは一切しないでひたすらyoutubeばかり見てしまうなど、普段見れない環境から解放された途端に大きな反動となってしまいました。
後は冷静に考えれば私自身もバスケットボールのコーチングや、ひろゆきさんの映像や物の考え方などはyoutubeのコンテンツから得たものがほとんどで、それが自分の知識になったりすることもあると考えました。そういった意味で子供の可能性を潰してしまっているなと判断し、youtubeは見てもいいことにしました。ただそれだけに没頭してしまい、他のことは何もしなくなるのが子供なので1日に見れる時間は決めて互いに了解し合った上で今回の決定事項となったわけです。
これが正しいというわけではありませんが、子供にも子供の都合があります。それを親がどれだけ理解できるか、親の都合だけを押し付け可能性を潰してしまったり、いつまで経っても親離れ子離れできない可能性を生み出していないか考えていかなければなりません。
もちろん子育ての方程式は1つではないですが、ひろゆきさん的思考で語られている「子供を伸ばす59の提言」が記された一冊を皆さんに紹介し、少しでも参考になれば、と思います。

こんな人にオススメ

冒頭でも簡単に挙げましたが

・子どものインターネットの使い方に悩んでいる人
・勉強法やお金の使い方の教育方法を知りたい人
・ひろゆきさんの思考法が好きな人

古い固定観念に縛られがちで、生き方や価値観は昔に比べると大きく異なっているのにそれから脱却しようとしない教育の世界。しかし今という時代で大きな成功を成し遂げたひろゆきさんの価値観をのぞけるし、そんなひろゆきさんの教育論は大変参考になるものばかりでした。
色々なお題をあげて語られている内容ではありますが、それぞれ土台としているポイントは下記となります。

・教育に正解はない
・子供を守ろうとするあまり、間違った答えを押し付ける
・好奇心を育むことが大切

ではどのように記されているか少し深掘りしてみます。

・教育に正解はない
・好奇心を育むことが大切

そもそもひろゆきさんによると教育に正解はないと謳っています。こちらは先にも述べたように人それぞれ個性があるからです。考えてみれば当たり前ですが、私たちの心身の成長のスピードは人それぞれですし、家庭環境などもまったく違います。それに性格なども多種多様なわけで同じ人間は一人もいないわけですから正解などないのです。しかし、私たちは教育に正解を求めてしまいます。これは悩んでいる内容を友達に相談して、同意見をたくさん募って安心感を得たい感情と同じことで不安を取り除きたい心理が働いているのかもしれません。
もちろん学校で良い成績を取り、一流大学に入学し、大企業に勤めるというのは一つの正解なのかもしれません。しかし、学業だけが教育ではありません。あくまでも一流大学や大企業に入れるようにするというのは教育の一部分であり、教育のすべてではないのです。

・良い人間関係を構築する
・困難を乗り越える力を身につける
・自分なりの幸せを見つける

これらを教育することも極めて重要です。特に自分なりに幸せ見つける方法は正しい答えはないでしょう。ですからよく「親の敷いたレール」なんて言葉がありますが、親が「こうした方がいい」という思いは、子供にとっては「そうでもない」ということもあるのです。無理矢理習い事をさせる、人間関係を制限することは子供にとって何にもプラスに働きません。よくやってしまうのが「勉強したの?」の一言。この一言からは何も生まれません。このような教育は失敗に終わってしまう可能性が高くなります。いま流行りの英語やプログラミングを勉強させても、子どもに合わなければただの苦痛になりかねませんし、「勉強=つらいこと」という認識を生む可能性もあります。
よく駅前英語留学などのスクールを拝見しますが、英会話教室に行って、日常的に英語を話せる人ってどれだけ日本にいますか?ほとんどいないと思います。そんなもんです。このように強制させてしまうと親が求めている結果と反対の結果を招きかねません。

じゃあどうすればいいのか。そこで本書では好奇心を育むことが大切であると述べられています。

・子供を守ろうとするあまり、間違った答えを押し付ける

好奇心を育む上で重要になってくるのが

子どもに強制させない
親は子どものしつけを頑張りすぎない
子どものやりたいことをサポートする

当然のことですが、勉強や習い事を子どもに押し付けると、子どもはやる気を失います。これは大人も同じです。大人も思うなら当然子供も思います。
好きなおもちゃを取り上げたり、せっかく興味があることを見つけても、親が止めると、好きなことを勝手にすると親に怒られると思い込んでしまい、「好奇心=悪」という感覚を植え付けてしまうかもしれません。そこで、親は積極的に子どものしつけに介入せずに遠くから成長を見守ることも大切なのです。

各章をまとめると

第一章 頑張りすぎない親になる
親が子に手をかけすぎると、子は自分で考えなくなる。親として大切なのは身も心も健全であることだ。
第二章 子どもの正しい勉強の向き合い方
子どもは気まぐれで未来はわからない。親ができるのは自信とやる気をもたせることだけだ。
第三章 子どもとお金とインターネット
お小遣いは不要。お金の使い方を考えさせよう。インターネットは「閲覧」と「発信」で線引をしよう。
第四章 日本のバカな学校&子育て環境
「学校に行かなくていい」論は聞くな。大多数は才能がなく、才能がない者には学ぶ場が必要だ。

すぐにできる実践ポイント

子どもに色々なことの根拠を客観的に説明するよう心がけよう。

いかがでしたか?
今日紹介したのはほんの一部分です。是非とも購入して、自身の子育て参考書にしてみてください!!

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