ネッツとシクサーズのトレード、どちらが勝者か?

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10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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皆さん、こんにちは!Coach Kです!

2月11日、現地時間10日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズの2チーム間で大型トレードが合意しました。

『ESPN』によると、ネッツはジェームズ・ハーデン、ポール・ミルサップを放出し、シクサーズからベン・シモンズ、セス・カリー、アンドレ・ドラモンド、ドラフト1巡目指名権2本を獲得したとされています。

 

ネッツは昨年1月中旬に4チーム間の超大型トレードでヒューストン・ロケッツからハーデンを獲得し、ケビン・デュラント、カイリー・アービングとのビッグ3を形成するも、ケガや新型コロナウイルスの影響もあってなかなかそろわず、プレーオフを含めて約1年間で計16試合のみの共演となりました。

一方シクサーズは昨年のプレーオフから自身の不振の傷がまだ癒えずに今季は全く出場していなかったベン・シモンズ。

お互い、所属チームに不満を抱えていた者同士、プレイヤーとしては心機一転でシーズンをリスタートする移籍となったのではないでしょうか。

公称211センチ108キロのシモンズは、昨季平均14.3得点7.2リバウンド6.9アシスト1.6スティールを残した超大型ポイントガード。3ポイントをはじめとするアウトサイドショットを苦手としており、昨季プレーオフではフリースロー成功率34.2パーセントと壊滅的な成績に終わったものの、プレーメイカー役を務めることができるほか、ペイントエリアにおける得点方法は多彩です。そして多少の失点を犯しても、多彩な個人技で得点争いを繰り広げていたネッツにとって、リーグ最高級のディフェンス力でもチームを助けることができるだろう。
 また、シューターのジョー・ハリスが足首のケガのため無期限の離脱となっていることから、今季平均15.0得点4.0アシストに3ポイント成功率40.0パーセント(平均2.2本成功)を誇るカリーはパティ・ミルズと共にシューター役として期待大です。元リバウンド王のドラモンドも今季平均18.4分で8.8リバウンドを残しており、フロントコートをアップデートできることができました。

シクサーズは、先発陣の一角(カリー)とバックアップセンター(ドラモンド)を失ったものの、リーグ最高級の実力者ハーデンの獲得に成功。
今季リーグトップの平均29.4得点に10.9リバウンド4.3アシスト1.4ブロックと大暴れを見せているジョエル・エンビードのスタッツはダウンするかもしれないが、ハーデンとのデュオは恐ろしいこととなるに違いないですね。

ネッツとシクサーズは現地3月10日にシクサーズのホームで対戦します。

熱狂的なシクサーズのファンはカリーとドラモンドの凱旋を両手を広げて歓迎し、シモンズに強烈な罵声を浴びせるでしょう。

異様な雰囲気の中での戦いになるであろう注目の一戦は、ネッツとシクサーズのライバル関係の始まりになるのではないかと思います。

総合的な戦力で考えるとネッツのほうが全体的に厚みをもたらすことができたと考えられます。
現在新型コロナウイルスの影響により”パートタイムプレイヤー”のアービング、怪我で戦線離脱中のデュラントが復帰すれば更なる強豪と変貌すると考えられます。
今シーズン終了時にどこが優勝をしているか今から楽しみですね!



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