皆さん、こんにちは!Coach Kです!
NBA2021シーズンもいよいよ後半戦に突入です。
私の好きなロサンゼルス・レイカーズはオールスター前のユタ・ジャズ戦で後半戦の復活の予感を感じさせるゲームでした。
しかし後半戦の最初の3試合、クリッパーズ、ペリカンズ、マブスに敗れ3連敗、借金7まで膨らみ、プレイオフどころかプレーイン・トーナメントの出場も危うくなってきました。
シーズン始まる前は優勝候補大本命といわれていたチームは、ウエストブルックが未だアジャストに苦しみ、レブロンとデイビスは負傷を交互に繰り返し、離脱を繰り返しています。新しくなったチームとのケミストリー構築ができる状態ではありません。そんなチームの現状にOBや元NBA選手たちも警報を鳴らしています。
元レイカーでNBAレジェンドのシャキール・オニールはこう述べています。
レイカーであり、ビッグネームの選手であり、ロサンゼルスでプレイしているなら、他のすべてのチームはいつも以上のプレイをしてくるだろう。
だが、努力の欠如を言い訳にしてはダメだ。少なくとももっと努力しなければならない。
それで負けてしまう時もあるのは仕方ない。だが、努力が足りていない。
こんなことは言いたくないが、彼らは諦めてしまっているように見えてしまうよ。
1980年代のレイカーズ黄金期を知るOBのジェームズ・ウォージーは、米メディア『Spectrum SportsNet』で古巣に厳しい見解を突き付けています。
ゲーム時、プラス/マイナスはあまり見ないけど、それを見るとこのチームのメンタリティが揺らいでいるのが分かる。まるでウイルスに侵されているみたいだ。ペリカンズはスターター全員が+20以上、対するレイカーズは全員マイナスでネガティブだ。今、彼らは困惑している。本来いるべき場所・状態にないし、不可能に近いような上昇気流に乗っていかないといけない。そのための戦うメンタリティが私には見えない。レイカーズのロッカールームには、NBAのゲームで勝つための才能が揃っているからこそ、メンタル的にも、感情的にも、心理的にも重くのしかかってくる。
そんな中、ウエストブルックは未だ諦めることがない様子です。
僕は変わらずこのチームに自信を持っている。僕たちはベストチームとも戦えるんだ。
どのチームと対戦するかについては、僕は気にしていない。
僕たちはベストチームに勝ってきたし、ワーストチームに負けてきた。
だから、このチームに対する僕たちの自信と僕の自信はものすごく高い。
なぜなら、やらなければならないことをやったときの僕たちに何ができるのかを、僕は分かっているからね。
ただ僕は全体的に改善しなければならない。
今の僕は求められている十分はパフォーマンスができていないのは確かだ。
昨シーズンもワシントン・ウィザーズでは序盤苦しみましたが、後半戦に勢いが増し、何とかチームをプレーオフに導いたウエストブルック。今シーズン終了後にはチームとの関係が終わるかもしれないという報道がされておりますが、残りシーズンで何とか復調してほしいと願うばかりです。
またチームの大黒柱レブロンもまだ諦めていない様子です。
踏み潰されて首を切られ、3.7メートルの穴に埋められない限りチャンスはある。僕たちはいいプレーをして勝たないといけない。試合がある限りチャンスはある。
今季の成績だけ見れば、依然としてスーパースターですが、年齢による疲れは蓄積しているのかもしれません。
レブロンのボディランゲージとディフェンスに戻らない姿勢はレイカーズファンをイライラさせているようで、批判が集まっています。
現在9位のレイカーズは同10位のニューオーリンズ・ペリカンズ、同11位のポートランド・トレイルブレイザーズに2勝差まで迫られました。激しいプレーイン・トーナメント進出争いを勝ち抜くには、これまで以上に各選手に奮起が求められます。
王座奪還を目指し万全を期して今季に挑んだはずが、プレーオフすら危うい状態となっている“スーパーチーム”は、未完成のまま終わってしまうのか。目が離せません。
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