【NBA】激闘の1stRoundを制したGSW、カリーがGame7で50得点と大爆発!

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10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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5月1日(現地時間4月30日、日付は以下同)にゴールデン1・センターで開催されたゴールデンステイト・ウォリアーズとサクラメント・キングスによる「NBAプレーオフ2023」ファーストラウンド第7戦は、最高のエンターテイメントとなり、ウォリアーズが120-100で勝利しました。そしてNBAに新たな歴史が刻まれることとなったのです。

「彼がMVPに2度、ファイナルMVPにも輝いたことには理由がある。彼が僕たちを、こうやって限界を超えるようにプッシュしてくれたのさ。彼がゾーンに入っている時は、彼に得意なスポットへ行ってもらい、ボールを渡すようにするだけ。今夜はステフ・カリーのゲームとして、一生忘れない第7戦になるだろうね」

試合後にそう語ったのは、ウォリアーズで“スプラッシュ・ブラザーズ”の一角を務めるクレイ・トンプソン。そのトンプソンが口にした“彼”とはもちろん、バックコートの相棒ステフィン・カリー。

3勝3敗で迎えた第7戦。ウォリアーズはこの試合を落としてしまえば2連覇の夢が終わりを迎えるという窮地だったのですが、カリーはレギュラーシーズンも含めて自己最多となる38本のショットを繰り出しました。

だがこの日のカリーはまさに超人的で、37分40秒コートに立ってフィールドゴール成功率52.6パーセント(20/38)、3ポイントシュート成功率38.9パーセント(7/18)、フリースロー成功率60.0パーセント(3/5)で圧巻の50得点に8リバウンド6アシストという超絶パフォーマンス。

ディフェンディング・チャンピオンとして、カリーは敵地で驚異的なパフォーマンスを見せつけて、ウォリアーズをロサンゼルス・レイカーズが待ち構えるカンファレンス・セミファイナルへ導いたのでした。
殊勲の働きを見せたカリーは

「僕らは今もなおハイレベルなプレーをすることでオッズに逆らっているんだ。誰もが僕らの失敗を見たがっているのは知っている。それは自然の流れのようなものであり、僕らは今その位置にいる。けど僕らは多くの人たちにそれが間違っているんだと証明する時が大好きなんだ。それが今の僕らの雰囲気の一部なのさ」

と、誇らしげに語っていました。
そんなカリーについて、ウォリアーズの指揮官として9シーズン目のスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は現役時代にシカゴ・ブルズでチームメートとして過ごしたマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)の名を挙げています。

「彼が私を驚かせることはない。我々はみんな、彼の活躍は当然のことと考えている。それは毎晩見事な活躍をしてくれているからであり、我々はそれを10年間にわたって見てきた。時折、歴代最高の選手の1人のことを思い出させてくれる。私にとってはマイケル・ジョーダンと現役時代にプレーしていた頃のことなんだ」

カリーだけでなく、経験豊富なウォーリアーズは他の選手も躍動。
チームとしてウォリアーズは『王者』らしい勝負強さを見せました。我慢比べの局面でカリーに続いて違いを作り出したのはケボン・ルーニーで、第3クォーターだけで7つのオフェンスリバウンドを獲得し、チームがシュートタッチに苦しむ中でセカンドチャンスを作り続け、ルーニーは試合を通じて21リバウンドを記録。ゲームチェンジャーの役割を果たしたといえるでしょう。

歴史的な第7戦を勝利したウォリアーズは、3日にホームのチェイス・センターでレブロン・ジェームズ率いるレイカーズとの初戦を迎えます。

カリーとレブロン。2015年から2018年にかけて、4年連続NBAファイナルで競演してきたスーパースターたちによる約5年ぶりの対決は、大いに盛り上がることでしょう!!

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