スポーツコーチングの教訓10ヵ条

コーチング

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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コーチングをする上で大事にしておきたい10カ条を紹介!

こんにちは!
私は大学でバスケットボール部の監督をしているCoach Kです!
監督歴は決して長くないですが25歳から監督を始め、はや7年。
30代前半で、おかげさまでたくさんの経験と指導を賜りました。
今後は皆さんに私がこれまで教わったことを還元できるように記事を書いていきたいと思います!

はじめに

まずは本日紹介させていただく10ヵ条がなければ、私はコーチング業を長く続けることが出来なかったといっても過言ではないです。皆さんの教訓になるとともに、これからの自分のコーチングスタイルを見つめ直す警告になればとも思っています。
人によってはどれも当てはまらない内容になるかもしれませんが、きっとこれらの考えはバスケットボールだけに留まらず、あらゆるコーチング面で有用であるとともに、仕事面でも共通する部分があるのではないでしょうか。

①全ての選手が全ての練習を好むわけではない

教える側の人間にどれだけのキャリアや、知識があったとしても、それらを実践する側の選手には好まれない、受け入れられないときもあります。いつだって相手の目線にたって練習計画を構築させ、できないことに対しての罵倒してしまったり、避難をしてしまいそうな自分を正していけなければなりません。時に選手とのコミュニケーションの方法を変えてみたり、いつもとは違う携わり方をしてみてください。

コーチングに大事なのは選手の興味を沸かせ、
理解を深めさせるためにあらゆる方法を試すことです。

②勘案、実践、修正の反復作業を怠ってはいけない

シーズンが始まる前に「年度計画」は必ず大事です。 最終的な目標から物事を逆算して、年間の練習などのスケジュールを考えていかなければなりません。しかし物事は全て順調に進んでいくわけではありません。その過程の中でうまくいかないときがあった場合は勇気を振り絞って「中断」をしなればなりません。その時に計画を再編成し、違った方法でアプローチしていくか、時には計画を破棄して、計画を練り直すことも必要です。

いつでも、正しく、そして今すぐやりましょう。

③自分の師匠は『経験』

コーチング業は、毎日成功や達成感を感じるわけではないし、スポットライトを浴びることよりも、批判されることのほうが多いものです。その中で、「このままじゃ俺はダメだ」と自暴自棄になってしまいがちになります。
でも大丈夫です、あなたは日々のコーチングの中で間違いなく成長していきます。あなたはきっと良くなります。それは明日かもしれないし、来週かもしれません。
最初の練習、公式戦の緊張感は忘れられないものです。私もよく覚えています。しかし今はどうですか?自然とその先の展開を予測することができ、落ち着いた気持ちで選手たちを見つめることができていませんか?
急に名コーチになる人はいません。日々の経験があなたを逞しくしてくれます。スポンジのように吸収して自分のコーチ像を確立していきましょう。

④イエスマンを育ててはいけない

選手はあなたの言葉を「絶対」と思い、あなたの指示に従うでしょう。あなたの期待に応えたくてオーバーワークをしてしまう選手もいるでしょう。しかしあなたは選手の思い、考えを尊重することを忘れてはいけません。己の限界を知らせ、断る勇気を持たすことも大事です。それはあなた自身にも言えることです。
もちろん自分が負うべき責務は負わなけれなりませんが、現実的である自分を忘れてはいけません。

Noと言えることを学び、学ばさせましょう

⑤全ての選手や家族は、あなたを愛しているわけではない

選手が複数名いれば、それだけの感情や考え方があります。それはあなたにも言えることでしょう。
愛されることに越したことはないですが、愛されるために私たちはコーチングをしているわけではないということを理解しなければなりません。
残念ながら、あなたに仲間としての立場を求めているわけではないのです。
選手は「ファシリテーター」「メンター」「ロールモデル」を求めているのです。

コーチは選手が求めている姿にならなくてはならないのです。

⑥あなたは毎日創造的でなくてよい

自分自身の引き出しを増やすには自分の知識量だけでは限界があるものです。創造的アイディアにつまずいた時は、ガイドブック、参考書、クリニックなどにたくさんのヒントが溢れています。それらの中から自分にとって、チームにとって創造的でかつ効果的な方法を実践してみてください。
そしてそれは同僚、新人、ベテラン関係なく、共有してあげてください。

⑦全ての人間をコントロールできる人はいない

私たちはマニュアル通りに動く機械を相手に毎日コーチングをするわけではありません。生身の人間です。
やるやらないの選択をするのは選手です。あなたは選手にとって良い選択をできるよう促す役目であることを理解してください。

⑧何度も挫けそうになり、涙を流すこともある

しかし必ず良い知らせが届きます。涙は悔し涙だけではないはずです。
その涙は是非選手と共有してください。

⑨過ちを犯さない人間はいない

間違いを取り消すことはできません。自分を責めることに何も意味はありません。
もし謝罪が必要であれば、謝罪して前に進めばいいだけです。間違いを犯すことも人生の一部です。

「できない自分」より「やらない自分」は絶対につくってはいけません。

⑩コーチングはこの世で一番最高の仕事です

胸を張っていきましょう。自信をもって「私はバスケットボールのコーチ」だと言える自分でいましょう。

 

 

 

いかがでしたか?
これは私の恩師が教えてくれた10ヵ条なのですが
是非とも皆さんも1つでも共感できるものがあれば、大事にしてください。
そして是非仲間に共有してあげてください。

いろいろなことがありますが、共に乗り越えていきましょう!!



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