【キャリア】お金持ちになる法則

キャリア

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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決して私自信がお金持ちというわけではないですが、最近興味もって勉強している「アドラー心理学」から考え方の法則をご紹介します。

「私たちは自分で人生を作っていかなければならない」「私たちは自分自身の行動の主人公である」とアドラーは著書の中でいいます。

成功する人は「過去の自分に縛られない」。常に前向きで積極的な生き方、主体的な人生を歩むために必要なこととは何なのでしょうか? 人間の心の持ち方とお金&成功の法則について紹介いたします。

ネガティブはいつまでたっても成長できない

「どうせ私なんて…」と自己肯定感が低い人多いですよね。あなたはどうですか?
成功してお金に不自由しない人、稼ぐ人とそうでない人の違いをアドラー心理学的に解説すると、どういうことになるでしょうか?
誤解を恐れずあえていうなら、成功できる人は「過去に縛られない人」だといえます。そもそも「過去に縛られる」ということはどういうことでしょうか?

たとえば仕事で何かミスをしたとしましょう。その時あなたはどう考えますか?

「またやってしまった。どうして俺はいつもこうなんだろう?」
「子供のころから集中力がないって言われていたし……」
「学歴がないからやっぱり能力がないんだ」──。
こんな考え方をするのが「過去に縛られる人」です。

過去の自分の失敗体験や、その時の状況、昔からの自分の性格などを振り返り、そこに原因を見出すのです。
そして「だから今回も失敗してしまった」と自分なりに解釈してしまう。

「だから自分はダメだ」とか「うまくできない」と、現在の自分を限定してしまう。これが「過去に縛られる」人です。

より良くなる方法は何かを考えること

逆に「失敗から学べることは何なんだろう?」
「しっかり上司のやり方を聞いていなかったからだから、次回は事前確認をしよう」
「確認だけでなく、仕事のミスを減らすやり方をマニュアル化してみよう」……。

このように、これからどうするか、どうすればうまくいくかを考える人は目線が前を向いている。
つまり「過去に縛られない人」です。どちらが成功に近い人か言うまでもありません。

過去に縛られている人は自分を変えていくことができません。
過去に縛られない人は、かりに失敗やミスがあっても、そこから学び成長することができる人です。

しかし、実際はどうでしょう?
過去に縛られ、後ろ向きになってしまう人が多いのではないでしょうか?
ついつい、自分の過去に原因を求め、理由を探したくなります。そして「だからうまくいかないんだ」と納得してしまう。

自分を変える事ができないのは「臆病者」

アドラーは、なぜそういう人は過去に原因を求めるのかと思考を巡らせます。
そして、それには目的があると考えます。
そして彼は、人がなぜ過去に縛られるのかというと、今の自分を変えたくないからだと結論付けるのです。

たとえば先ほどのケースでも、「自分は学歴がないからダメなんだ」と落ち込んでしまう人がいます。
一見すると学歴がない自分を否定しているようですが、アドラーから言わせると実は違うのです。

アドラーは「学歴がないから」という理由付けをすることで、ミスをしてしまう自分自身を欺いているというのです。

「自分は学歴がない、能力のない自分は仕事でもミスをしてしまうのはしょうがない」──。
このような論理が無意識の中で展開されているというわけです。

このような人にとって「学歴がない」という事実は、ミスをしてしまう自分を正当化するための大事な隠れ蓑なのです。

本当はミスの原因は学歴や能力ではなく、注意力不足だったり、段取りが下手だったりするかもしれない。
そういうことを意識し改善するためには、それなりの努力と労力が必要になります。

ところが「学歴がないからミスをしてしまう」という論理を構築してしまえば、改善し変化するためのわずらわしさから逃れられるのです。

「AだからBできない」という論法から脱却すること

似たような言い訳は、私たちの周りには意外にたくさん転がっています。
たとえば「自分は容姿が良くないから異性にモテない」「お金がないから好きなことができない」「経験や能力がないから独立はまだ無理だ」……。

「AだからBできない」「AでないからBできない」という論法を、私たちは何気なく日常でも使います。
しかしよくよく考えてみると、AとBに因果関係があるかどうか疑わしい場合が多いのです。

「容姿が悪いから異性にモテない」という人は、実は本当にモテない理由は性格の臆病さだったりするかもしれません。
かりに異性とつき合ってもうまくいかず、傷つくこともある。
それを恐れて一歩踏み込めないのに、それをごまかすために「容姿の悪さ」にかこつけて逃げてしまう。

容姿が多少悪くても、異性とつき合っている人はたくさんいますし、逆にモテている人だっているのです。
そう考えると、AだからBと短絡的に決めつけることはできません。

できない理由を見つけ出し、それで安心してしまう。
その瞬間は楽かもしれませんが、そこからの変化や成長は望めなくなります。
残念ながら、そのような人はなかなか成功することはできない。理由を見つけ出して納得する=過去に縛られる人は、成功は難しい。

アドラー心理学の立場から考えると、幸せになることは簡単なのです。ところが、多くの人たちはわざわざ難しいものだと考えているのです。

成功する人は「AだからこそBできる」と考える

では成功する人の考え方、論法はどのようなものか?
結論から言えば「Aだとしても、こうすればBできるはずだ」「AだからこそBできるかもしれない」という考え方です。

「自分は容姿は人より劣るかも知れないが、人間的な魅力を付けることで異性に気に入られることができるはずだ」
「自分は学歴がないからこそ、人と違った面白い発想ができるかもしれない」……。

このように一つの過去の事実や現実を言い訳にするのではなく、それを変えていくことで自分も状況もより良く変えられる、成長できると考える人が成功できる人であり、つまりは幸せになれる人だとアドラー心理学では考えるのです。

大事なことは変化を恐れないこと。
そういう人は仕事でも成功し、結果としてお金も稼ぐことができるということになるのです。

アドラー心理学の神髄は、人は誰でも自分の人生を主体的に選択し、踏み出すことによって変化することができると考える点にあります。
そして踏み出すには、「少しの勇気」が必要だと言います。変化を恐れる人は、「勇気が足りない臆病者」なわけです。

人は誰しも、今の自分の現実を認めるのが辛い場合があります。
そして足りないもの、未熟なもの、弱い部分と向き合うのが怖いために、できるだけそれと直面しないようにしようとします。

それが「自分はこんな人間だから」とか、「こうだったから」という過去の自分に逃げ込むことにつながっていくのです。

成功者やお金を稼ぐ人、それが一時的でなく持続的に成し遂げている人は、まず過去に縛られず、変化を恐れず、前向きに生きている人です。アドラー心理学では、誰もがそんな前向きな人生を歩むことができると信じています。

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