【子育て論】子供のゲームって制限すべき?すべきでない?

子育て

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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皆さん、こんにちは!Coach Kです!

今日は子育ての中で悩みの1つである「ゲーム」についてお話していきます。

香川県では「ネット・ゲーム依存症対策条例」というのがありますよね。18歳未満はゲームは平日は1日60分、休日は1日90分までで、夜は控えるという内容です。
インターネットやコンピュータゲームの過剰な利用は、子どもの学力や体力の低下のみならず、ひきこもりや睡眠障害、視力障害などの身体的な問題まで引き起こすことなどが指摘されており、令和元年5月に世界保健機関(WHO)において「ゲーム障害」が正式に疾病と認定されたように、国内外で大きな社会問題となっている背景から、ゲームやインターネットの正しい知識を持ち、健康的になりましょうというふうな意味合いで設けられたものかなと思っています。

ここからはあくまで個人的な意見です。我が家でも同じような悩みを抱えていたのですが、私はどうしているかを紹介したいと思います。是非参考にできる部分があれば、参考にしちゃってください。

やめろと言われてもやめれない

これは子供だけでなく人間の心理だと思うのですが、ダメだと言われたほうがやりたくなる性質にあると思うんです。テレビでモザイク入ってたり、「ピー」って音入っているとインターネットで検索して知りたくなりませんか?この心理現象を「カリギュラ効果」というらしいのですが、結局こどもも大人と一緒で、やるなと言われた方がやりたい欲求は強くなってしまうので、あまり制限をかけることはオススメしません。極論言うと、勝手にやらせておけばいいと思います。自由にやっていいよと言うと飽きるものだと思います。好きな食べ物でも食べ放題って言われたら満足感が減ると思うんです。食べ続けるのができないのと同じで必ず飽きます。

我が家は基本1時間です。1時間にしている理由は小さい頃からやっていると目が悪くなってしまうから、という理由だけです。だけど好きなだけやっていいよと言うと、「嬉しいけど、目が悪くなるからそんなに長くはやらないよ」と自分の口から言いました。

結局、「これ以上やるとヤバイな」「自分は何時間くらいで飽きるのか」を自分で気づくようになってコントロールできるようにしていかなければならないので、親は下手に管理せずに、本人に気づかせていけるようにしていかなければならないと思うのです。

「するな」ではなく「やめる力」

例えば1時間経ったら終わりです、と約束したとしましょう。
だいたいの子供は「はーい」というかもしれませんね。時間が近くなるとこまめに何度も声をかけても、時間になったところで「キリのいいところでやめようね」と言っても完全無視するか、反抗的な態度をとることが多いかもしれません。そこで更にゲーム機を取り上げると、癇癪を起こしてしまい、その後、勉強どころじゃなくなるってパターンが最悪な展開かと思います。
こういった場合は、どのようにしていかなれればならないか、それは「段階を踏まえて、やめる力」を育んでいかなければならないと思います。それらの意図を親が子供に伝えるということも必要になってくるかと思います。
ゲームをしていて怒られた場合、「してはいけない」と言われていると思ってしまい益々カリギュラ効果のネタになってしまうと思うのです。しかし「やるなとは言ってない、ただやめれるようになってほしい」と伝えるだけで、受け取り方は変わりますよね。本人の納得感を生む方向性で話を進めましょう。「簡単にやめられないよね」「自分の納得するところでやめたいよね」と、寄り添いながら相談してください。

ゲームでも学べることもある

個人的にゲームでも学べる部分は多々あります。スポーツのゲームでもプレイヤーの操作がメインでしたが、チームを運営するGMの役割を進めながら、シーズンのチャンピオンを目指すスタイルも増えてきましたよね。例に挙げたスポーツの組織経営は会社経営と似ている部分が多々あると思います。そういった点に触れるのもゲームのメリットでしょう。練習すれば強くなる、作戦を立てる、クランやギルドの中で仲間とコミュニケーション能力を向上することができるなどもゲームのメリットだと思うのです。
ただ一方でバカみたいに課金すれば戦闘力をあげれるソシャゲなどもありますよね。あれをやっている人は基本バカだと思います。あれで威張っているやつほど惨めなものではないですよね。



ゲーム依存

ゲームのやり過ぎによって、日常の生活、勉強、人間関係、健康といった面に影響を及ぼすという事例が報告されています。
ゲームの長時間の使用や就寝直前の使用は睡眠時間の減少や体調不良をひき起こすだけでなく、仕事の効率を低下させたり、人間関係にも支障をきたすことにつながります。2018年6月、WHO(世界保健機関)は「ゲーム依存症」を病気として認定し、精神疾患として位置付けされたんですね。
ただゲームだけに限られたことではないと思いますけどね。


上記の動画でひろゆきさんは「何かに集中して生活に支障があるんだったら一日12時間小説を読んでて、全然生活できませんという人もおかしいわけで、生活に支障があったらおかしいだけで、ゲームっていうので括る必要はないと思うんですよね」と語っていました。
「たとえば性的な依存で生活に支障があるようなことを、多目的ルームでやらかしちゃった人もいるじゃないですか」と例を口に。
「人ってなにか集中するものがあって、それが生活に支障が出たらどれもよくないよねってことだけで、ゲーム依存っていうとゲームだけ特殊に何か悪いものなんじゃないかと誤解を作っちゃう気がする」と、ゲームというものに悪印象がまとわりつく可能性を危惧してました。

日本のゲーム業界では任天堂をはじめとする超人気な産業の1つと思います。
海外ではゲームの規制に関する法律を策定した結果、ゲーム産業が衰退した事例もありますし、文化を維持するためにはやる側も考えなければならないかもしれませんが、企業側も歩みよりが必要なのかもしれません。

最後に

話はちょっと逸れてしまいましたが、ゲームだけに限らず、制限をかけすぎることは後に強い反発につながる可能性が大きくなります。子供と一緒に納得いく解決策を考えていくことが大事になっていきます。ご自身も子供の頃ゲームいっぱいしたかったはずです。ちなみに私は子供の頃ゲーム規制がかなりキツかったので、その反動で大人になったら、めちゃくちゃゲームするようになってしまいました。笑



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