子どもの人見知りは、生後数ヵ月で始まるとは聞いているものの、実際にいつから始まっていつまで続くの?と気にする方も多いのではないでしょうか。
せっかく孫の顔を見たがっていた祖父母に会いに行ったら、ギャン泣き、
大切な友人に会わせてもママから離れないないなど、
子どもの人見知りが激しくて困っている方もいるでしょう。
今回は人見知りがいつからいつまで続き、人見知りをしないために、どのような対策があるのかを紹介します。
人見知りの理由
子育てにおいて「人見知りが始まった」というとき、ママやパパ以外の人に抱っこされたり、話をされたりしたときに泣いてしまう赤ちゃんの反応を指すことがほとんどです。
とおりすがりの人に話しかけられるだけで泣いてしまうという反応や、知らない人と会って興奮すると夜泣きにつながることで、悩んでいる方もいるかもしれません。
しかし人見知りは大好きなママやパパと、他の人を区別できるようになった証です。
それは我が子の成長と思えば、少しストレスも緩和されるのではないでしょうか。
人見知りが出る原因は、お世話をしてくれる身近な大人と強い絆が生まれて赤ちゃんの認知能力が発達し、他の人との区別ができるようになったからといわれています。
見知らぬ人を怖がるようになることから、英語では”eight-months anxiety(=8ヵ月不安)と呼ばれており、ほぼすべての赤ちゃんが通る道です。
一方で、赤ちゃんが他の人に興味を持ち始める時期でもあるので、他者が怖い気持ちと好奇心の間で揺れ動くこともあるようです。
子どもによって性格や感じ方がそれぞれなので、環境によっても人見知りの強度は変わってくるでしょう。
人見知りが激しい子としない子の違いは?
自分の子どもはすごく人見知りをするのに、別の子はまったくしない……と他の赤ちゃんを見て不安になることもあるでしょう。
人見知りの程度は環境によっても、大きく変わってきます。
昔は人見知りをする子どもの方が認知能力が優れていて、賢く育つなんて言われていましたが、全くの根拠のないデマです。
普段から大勢の大人と接する機会がある子や、同居者が多かったり、小さい時から保育園に行ったりしている子は他人と馴れやすい傾向にあります。
相手の目を見ると泣いてしまう子もいるなかで、全然大丈夫な子がいるのは普通のことなので、あまり気にしないで大丈夫です。
一方で、まったく人見知りをしない、他人に関心を示さない、あるいは人見知りが激しすぎて日常に支障をきたしていると感じる場合は、専門家や小児科に発達相談をしてみましょう。
うちの長男はとにかく人見知り0。次男とはまるで性格が違います。
コミュニケーション能力に長けているとポジティブに捉えることにしています。
対応策はあるのか?
はっきり言ってないです。
ある記事には
お世話してくれるのはママだけではないことを認識してもらうことで解決しやすくなるでしょう。
写真や動画、ビデオ通話などで慣れておくことで人見知りを緩和させることもできます。
なんて、紹介されているものもありますが、ほとんど無意味です。
成長の過程で避けては通れない道です。
「ああ、この時期にきたか」
「お父さん、お母さんのことをわかってくれるようになって嬉しいな」
程度で、子供の成長を温かく見守っていきましょう。
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