【子育て論】日本という国は子育てする人の肩身が狭い国

子育て

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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先日、出張で新幹線を利用していた時の話です。

指定席の3列席窓側に私は座っていて、私の後ろ座席に小さな赤ん坊を連れたお母さんと、お婆ちゃんが座っていました。チャイルドシートが他のお客さんの迷惑にならないように自分の足をすごく窮屈そうに曲げて座っていました。
そしてその席の前、つまり私の横の横に人相の悪いお婆さんが座って、思いっきり背もたれを倒したんです。
チャイルドシートがあって、ただでさえ窮屈な上に、前のお婆さんが席を倒してきたもんですから、流石に耐えれなかったのでしょう。

「すいません、チャイルドシートがあるので、座席倒すの控えてもらえませんか?」と声をかけました。

すると人相の悪いお婆さんは「は?文句あるならあなたが他の席に移動しなさいよ」と反抗したのです。

正直それを聞いていた私はビックリしてしまいました。

結局叔母さんはひどく舌打ちをして、席を倒すのをやめたのですが、終始不機嫌でしたね。

私はそのお婆さんに腹を立てたので、新幹線を降りる時に足をわざと蹴って席を後にしたのはここだけの話ですが…。

子育てしたいと思えない社会

海外に出張に行った時は、その国の公共交通機関を利用してみるとベビーカーをもった人が当たり前に存在しますが、日本では割と少ないんですよね。ベビーカーを利用して、電車、バスを利用する人は滅多に見ません。

それは何故か。さっきの新幹線のお婆さんみたいな人がいるんですよね。

逆にベビーカーを持つことが「周りのお客さんに迷惑かかっちゃうから」と、日本人は変に謙遜するちょっと不思議なモラルが存在してしまうのです。

あなたも赤ん坊でしたよね?

飲食店や公共の乗り物でも、「赤ちゃんの泣き声がうるさい!」とクレームを入れる人がいると言います。

うるさければ、その人が勝手に移動したり、タクシーに乗ればいいと思いません?

なぜ、赤ちゃんを連れている人が肩身の狭い思いをしないといけないのでしょうか。意味がわかりません。

そもそも、そういうクレームを言う人も、自分自身が赤ちゃんだった頃があったはずなんですよね。自分のことは棚に上げて、赤ちゃんや子連れの人たちを排除するような行動は、あってはならないと思います。

まして、日本は少子化が進み、子どもが貴重なのです。社会全体で育てていく意識がないといけないと思いますよ。

ということで、赤ちゃんの泣き声にイライラするような人は、あなた自身が赤ちゃんだった頃に、あなたの母親が人からどんなことをされると喜んだと思うのか。それを考えるようにしてみてください。

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