ジェンダー問題より解決すべきこと

キャリア

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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皆さん、こんにちは!Coach Kです!

今日は最近よく「ジェンダー問題」に触れると同時に、それ以上に解決すべき問題について話をしていきたいと思います。

ジェンダー問題やジェンダー不平等という言葉、聞いたことありますか?
簡単に言うと、

社会的・文化的な性別(ジェンダー)にもとづく偏見や、男女の雇用・賃金格差といった経済的な不平等に関する問題を指します。

ジェンダー(gender)は、生物学的な性別(sex)に対し、社会的・文化的役割としての性別を意味します。男性・女性であることにより期待される役割はもちろん、性別による機会の違い、男女間の関係性などもジェンダーに含まれています。たとえば、「料理は女性がするべきだ」「男性は泣いてはいけない」「女性は男性をたてるべきだ」といった社会通念により規定される性差はジェンダーだと言えるでしょう。ジェンダーは、社会ににより形作られるものであり、人々は成長し社会化する過程でこうした性差を学習していきます。

世界には、未だジェンダーに基づいた偏見や不平等が多く存在しているのが現状です。ジェンダーの不平等の問題点とは?いやいやそれより大事なことあるんじゃないですか?などなどの内容をまとめました。

ジェンダー不平等はなぜ問題?

そもそも何故ジェンダー不平等はなぜ問題と騒がれるようになってきたのでしょう。主な問題点としては下記が挙げられます。

・政治・経済共に重要な意思決定への女性の参加率の低さ
・男女の賃金格差
・ジェンダーと社会的役割に関する偏見
・セクハラ・モラハラ問題
・男性優遇・女性優遇制度

日本での男女格差、ジェンダー不平等を語る際によく使われる用語をジェンダーギャップ指数といいます。この指数は「教育」「医療」「政治」「経済(働き方)」の4つの分野で評価をします。日本は、そのうち「政治」と「経済(働き方)」で低い評価を受けました。

政治活動においては、国会における女性議員の割合が著しく低い日本。そして企業でも幹部のほとんどは男性が占めるなど、重要な意思決定に女性が参加できる機会が少ないです。経済活動においては、賃金格差も見られます。OECDのデータによると、日本は2017年時点で、G7の中で最も「主要先進国におけるフルタイム労働者の賃金」の男女格差がある国にランクインしています。

では、女性の幸福度が高いのは?

働く女性が増え、仕事によって女性も自己実現ができる時代になってきてはいますが、政治・経済活動への参加が、必ずしも多数の女性の幸福度に結び付くというわけではないのかもしれませんね。



そして、社会的役割についても考えると、現在でも男だから立派に働かなくてはならない、女だから家事はすべてこなさなくてはならない…… など自分自身や周りから性別によって「するべき」行動が決められてしまったり、将来の可能性を狭められてしまったりすることもあります。これが意思に反しているのであれば、生きづらさにつながるのかもしれません。

ジェンダー不平等が起こる原因

ジェンダー不平等が発生する原因は様々ですが、主な原因としては下記が挙げられます。

・宗教の決まり
・伝統的な社会構造・風習
・家庭内・家庭外での教育の欠如
・生物学的役割の違い

これら4つに基づいた考え方や行動が、ジェンダーの不平等や偏見を引き起こしています。

まあ確かに私も生きていて会社などでは男性がやはり役職上に立つ人が多いと思うし、社会的に見てもレディースデイや女性専用車両車などで男女差を感じる場面はあります。でも違う基準で考えると、そこまで大騒ぎするほどの内容ではないかと思うんです。
たとえば、日本は男女の寿命の差が7歳くらいあると言われていて、もし奥さんが先に亡くなったら、日本人の男性は大体3年以内に死ぬって話もありますよね。 男性の方が受けているストレスが強いとか、生活力が低いとかの理由が考えられますが、「健康で長生きした方が幸せ」という基準で見たら、日本の男性の方がかわいそう、という状況にもなりうるわけで、そもそも違う生きものなので、そこまで問題視しなくてもいいのではないかと個人的には思います。

男女平等とは

「平等主義者だよ」ってなことを言ってる人を見掛けますけど、そういう人が「男性専用列車をつくれ」と言ってるのを聞いたことがなかったりします。
女性専用車はあるのに、男性専用車がないことは差別と思いませんか?「女性は痴漢が云々」というのであれば、男性で痴漢に会う人の被害は放置していいという性差別だと思います。

先にも例として挙げましたが、日本だと、「レディースデイ」みたいなのがありますが、アメリカで「白人だけ割引」とかやったら、とんでもないことになるわけで、特定の人種や性だけ優遇するというのは差別です。

「ジェンダーギャップ指数」という男女の差の広さを示す指数が問題だという人はいるのですが、「レディースディを辞める運動を一緒にやりましょう」とか「男性専用列車を作る運動に参加してください」って言ってる女性運動家を見たことがないです。

本当にジェンダーギャップを改善するのが目的であれば、「レディースディ」を辞めることで少し改善するわけです。
んでも、「レディースディを辞める運動」をしたくないってのは、「レディースディ」という特権は手放したくない差別主義者の考えだと思うんですよね。

差別化をなくしたいのであれば、本当の意味で性差別をなくすべきかと思います。

いやいやそれよりも…

本当に今日本が率先して解決していくべき問題はジェンダーでしょうか。いやいやそれよりも貧困による格差の方がだいぶ大事なのではないかと思うんですよね。
働かなくても株や不動産など手持ちの資産だけで大金が転がり込んでくる富裕層がいる一方、非正規雇用や年収200万円以下で働く人が増えている日本。この経済格差を是正することはものすごく難しいと思いますが、本当になんとかしてほしい。日本は少子高齢化の問題により移民が多くなっていくのではないかと思っています。そうすると当然若者の給料は低くなっていくでしょう。そして何かあれば、1番に削減対象となる公務員の給料はもっと減っていく未来はすぐにイメージできます。政府が行っている「子どもの未来応援プロジェクト」なども大学の無償化?などもハッキリ言って税金の無駄です。この部分についてはまた後に触れていきたいと思います。

選挙活動などを見ていると「選択的別性」などを公約の1番に挙げている政党がたくさんいますが、それよりもまずお金の問題を何とかしてください。。。



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