【教育】学校の部活動は体育会系部活を選択すべき?その理由を解説

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10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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『ブラック部活動』という言葉が世間で広がっていますが、やっぱり部活動はすべき理由にあるのではないかと思います。

結局教室だけでは伝えきれない社会で生きていく力は課外活動を通じた方が学べる、なんていうことのほうが多いのではないでしょうか。

部活動に入る時、何の部活に加入するか悩む人も多かったでしょうし、今の子供たちの中で悩んでいる人もいるかもしれません。
実際にどの部活動に入ればいいですかと相談を受ける場合もよくあります。
部活動は大きく分けて「体育会系」「文化系」に分類されますが、私は「体育会系」の部活動をオススメしています。

別に自分がバスケットボールという体育会系のクラブに入っていたからという理由だけでなく社会人になり、体育会系に入っておいて良かったなって思う場面が多々あるからです。

皆さんにもその理由を紹介していきます。

未だ就職に有利な「体育会系」

企業が未だ体育会系を求める理由は「変化に対応する能力」が一般の人より備わっているからです。
例えばバスケットボールはコート上に自チームから5人選手を選抜し、勝敗をかけて戦うスポーツです。制限時間は40分で、その40分間の間に「流れ」というのが常にチームを行き来します。プレイヤーはその都度状況判断を繰り返し、ベストな選択を迫られるのです。相手の強みは何か、どんな守り方をしているか、逆に自チームはどんな戦術で戦うか、常に考えて動いていかなければならないのです。
また組織を運営するうえで、チームや個人の問題に向き合い、試行錯誤を繰り返した回数・経験値が圧倒的に多いのです。体育会では勝利という明確な目標に向けて常にイノベーティブであることが求められます。こうした変化への対応や、革新的なことへの挑戦は、まさにこれからの企業が必要とするものだと思います

社会は理不尽。だからこそ報われる「体育会系のノリ」

体育会系部活は「理不尽に耐える忍耐力」を養えると思います。
「自分は頑張っているのにメンバーに選ばれない、試合に出れない、なんてのは日常茶飯事です。心が折れそうな場面は多々あるのです。しかし体育会系はそのような状況でも絶えず努力を続け、何か良いアイディアを振り絞ろうとするものです。
職種で体育会系のノリが必要のないものもあるでしょう。技術職は対人関係も少ないので必要ないかもしれませんが、技術職で最後までやっていけるかというとそのようなタイプは少ないと思います。ある程度、体育会系のノリを理解している方が将来的に役立つ場面が多いと思うのです。

体育会系を全く知らない文系社長がいる会社でも新入部員歓迎会や忘年会では先輩社員による催し物などの体育会系のノリは存在するものです。
体を張って上の人に対して機嫌を取る方法は体育会系だけでなく、海外でも通用する能力です。

体育会系のヒエラルキー

企業組織と体育会系のヒエラルキーはよく似ています。「偉い人に対して下っ端が喜んで働きますよ」が体育会系のノリ。「上司の命令に従う」が企業組織。下のものが上のもののために、という点は同じです。
もちろんそういった上下関係が苦手だ、嫌だという方はやめればいいだけの話なのですが、どこでも上下関係は存在するし、転職して上下関係を気にせず働けるスキルを持っているかというとそうではないと思うのです。結局は忍耐力や変化に対応する能力が必要になってきてしまうのです。

「体育会系」と毛嫌いする人は多いかもしれませんが、実は子供のためにと考えると実は社会で必要な能力を身につけれる環境なのかもしれませんね。

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