【教育】「回転寿司ぺろぺろ事件」から学ばなければならないこと

ライフ

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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最近、飲食店で続く「迷惑行為」動画がSNSで炎上しています。

大手回転寿司チェーン「はま寿司」では、客が注文した商品に、他の客が勝手にわさびを塗る動画が撮影され、レーンに流れる注文品から、勝手に1貫だけ食べる様子を映した別の動画とともに、2023年1月下旬にSNSで拡散され、大きな注目をあびています。「くら寿司」をめぐっても、一度取った寿司をレーンに戻す、数年前の動画が拡散されました。

私たちはこれらから何を学ぶべきでしょうか。

「バカは一定数、必ず発生する」

皆さんは今、回転寿司屋さんに行きたいでしょうか?
もしかすると、一連の事件を見て、「行く気がなくなった」という人が多いのではないでしょうか。
こうしてバカが可視化されたわけですので、まあ、その気持ちもわかります。
でも、そもそも安い飲食店って、「リスクがある。それを承知の上で、それでも安く食べたい」という欲求を満たすところだと思うんですよね。
もちろん、店員さんもお客さんも、モラルがある人がほとんどです。みなさん、一生懸命、マジメに働いていたり、生きています。
でもどの世界でもこういった「バカ」は間違いなく存在します。
あなたがこういった「バカ」にならないように気をつけることが大事なだけです。

リスクとの付き合い方

特に飲食店は、高校生や大学生のアルバイトを雇って運営がされています。
彼らは仕事に慣れてくると遊び半分で働いたり、サボったりする。
また、安い飲食店には、小学生や中学生、高校生だけで出入りができます。

「ドリンクバーで変なドリンクを作る」
「調味料をたくさん入れて罰ゲームにする」

ということが、遊びになります。

そういう場で飲食したくないのなら、それ相応の「高い店」で食べればいい。
そのリスクとの付き合い方を分かっていない人が、「けしからん!」と怒っているんですよね。
そして、「一生、回転寿司には行かない!」と言いながら、別の安い飲食店に流れている。
どこだって同じようなものだと思いますけどね。

反応ではなく「どう受け止めるか」

ネットは、見えないものを可視化する装置です。
知らなくてよかった情報が届いてしまいます。
ネットとの情報を受け取ったときに、瞬間的に判断しないことです。
「まあ、こういうことはよくあるものだ」と、自分の頭で判断できるかどうか。
ネットに書いてあることや動画で、すぐに反応しないことが、あらためて求められていると思いますよね。

私も日頃からSNSを見ますが、今回の騒動は、職場や家庭で一切話題にあがりません。
しかしネットでは迷惑行為をした者に対する誹謗中傷は勢いを増す一方です。
卒アルの写真なども晒されてしまう始末。

それらの行為は「言い返すことのできない弱者に、正義感気取っているバカ」がやることです。

1番は反応せず、自分が何をどうしていくか。
「バカ」の括りに入れられないようにしていきましょう。

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