【子育て論】子どもとスマホの付き合わせ方

子育て

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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スマホはコミュニケーションツールとしてだけではなく、防犯や勉強にも役立つため、子供に持たせる家庭も増えてきていますね。私たちの時代は中学生から携帯電話を持ち始める人が多かったとは思いますが、じゃあ子供が何歳になったら持たせるべきか悩んでいる人も多いでしょう。

この記事では、最近の子供のスマホ事情とともに、子供がスマホを持つメリット・デメリットについて詳しく解説します。子供にスマホを持たせるべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

今どきの子どもは何歳から持っているのか

スマホ、携帯、タブレット、パソコンなどの機器でインターネットを利用している子供の割合は、過去5年間で急激に増えています。内閣府の調査によれば、小学生のインターネットの利用率の増加が著しく、平成26年度は53.0%だったのに対し、令和元年度には86.3%にまで増加しました。これは、低年齢のうちからインターネットを利用するケースが増えていることを表しています。

小学生や中学生のスマホの所有率は、年々増加傾向にあります。特に、この5年で大きく増加しており、令和元年度には、小学生の49.8%がスマホを所有しています。一方、令和元年度における中学生のスマホの所有率は75.2%です。

スマホの所有率を学年別に細かく見ていくと、小学5~6年生で急増しており、全体の約4割強がスマホを持ち始めています。小学生のうちに自分のスマホを持たせる家庭が増えています。また、中学校への入学を機にスマホを持つ子供も一定数います。

小学生がスマホをもつメリット

メッセージアプリは、家族同士のコミュニケーションを促す効果も期待できます。文字でのやり取りであれば、普段は面と向かって話しにくいことも話しやすくなりますし、メッセージアプリなら、スタンプなどで気軽に気持ちを表現することもできると思うのです。

日常的にやり取りをすることで、緊急時にも連絡が取りやすくなるのではないでしょうか。

スマホを所有し始める年齢は低下しており、子供同士でスマホを介して連絡を取るのも当たり前になってきました。スマホを持っていればその輪の中に入ることができ、円滑なコミュニケーションを取るために役立ちます。特にLINEなどのメッセージアプリを利用すれば気軽にコミュニケーションを取ることができると思います。

あとは防犯にも役立つでしょうし、勉強に困った時に調べ物ができるなど、メリットは多数存在すると思います。

小学生がスマホをもつデメリット

スマホを長時間利用した場合、視力低下につながる恐れがあります。また、夢中になりすぎて夜もずっとスマホを見ていると、寝不足や鬱になるケースもあります。そのような習慣はスマホ依存やネット依存につながるリスクもあるため、子供にスマホを持たせる際はスマホとの関わり方について家庭でルールを定めておくと安心でしょう。

スマホを持つといつでも友達と連絡が取れるため、メッセージが気になって勉強に集中できなくなる子供もいます。また、魅力的なアプリやゲームに夢中になり、勉強がおろそかになるケースもあるので注意が必要です。

ネット上には、子供に有害な情報を与えるWebサイトや、悪意のある第三者がアカウントをもつSNSも存在します。ワンクリック詐欺のように、リスクが見えにくいものもあるので要注意です。子供が危険にさらされる可能性があることを常に意識しましょう。

注意すべきこと

子供にスマホを持たせるときは、あらかじめ家庭内でルールを決めましょう。たとえば、スマホを利用できる時間を定めたり、親の許可を得たうえでアプリをダウンロードしたりするルールを決めるのがおすすめです。スマホの利用を制限したり、利用時間を管理したりできるアプリやサービスもあるので、うまく活用してください。

一方的に決めるのではなく、子供と話し合って納得させることも大切です。

スマホには、有害なWebサイトへのアクセスを制限するフィルタリングをかけることも可能です。スマホ本体の機能を使って設定することもできますが、専用のアプリを使ったり、大手携帯キャリアのサービスを利用したりしてフィルタリングをかける方法もあります。リスクを回避するためにも、きちんと対策を施しましょう。

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