【思考】「やる時間がなくて忙しい」と言ってしまいがちな人

スキル

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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あなたの周りに

・忙しくて勉強する時間がない
・1日24時間短すぎる

なんて時間に対してケチをつける人いたりしませんか?

また仕事、家庭、人付き合いに毎日限られた時間の中で、様々な「Todo」に追われている人いませんか?
そしてあなたはどうですか?

それ実は時間が足りないと感じているのは時間の使い方が分かっていないからかもしれませんね。

このままだと無駄に時間を消費してやりたい事も出来ないまま終わってしまいます。そんなのって嫌ですよね?

ですが時間に対する意識を変えれば今よりも有意義に使える時間が増えるんです。

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感想(2件)

今日は皆さんに紹介した上の本に書いている内容をご紹介しながらお話ししていきます。

自己鍛錬をしない

時間の使い方の話をすると、「忙しい中で、どれだけ時間を捻出するか」という話によく展開していきますが、ムダな時間を減らすだけで、時間って結構増えるものです。
日本では美徳とされがちな「無駄なものはない」とか「自己鍛錬」とか、実は結構ムダだなって思うことたくさんあると思います。

もっと手っ取り早い方法を取ったほうがいいことは世の中にたくさん溢れています。

例えば英語が話せるようになりたいと思ったときに、文法書や参考書買う人いると思うんです。「まずはこれから」みたいな感じで。
そのタイプの人で話せるようになった人いないと思うんです。
だったら最初から英語圏に住んだ方がよっぽど時間も短くスキルを身に付けれると思います。

実はコツコツと鍛錬を積むよりも、最初に体験してみたほうがもの覚えはよくなるし、続きやすいというのが人間の習性なのです。

「試行錯誤」しない

世間では、会社などでもPDCAとか、試行錯誤的な発想が大事と言われています。

試しては修正して、どんどん精度を上げていくっていうやり方はたしかに理屈には合っているように見えますけど、
個人でコツコツやっていても、実は時間のムダになっているパターンもあります。

できる人に頼んでしまうのが、1番ムダがなくていいときもあるんです。

たとえば、ある仕事を振られたとします。

取り掛かってみたら、うまくできないところや、わからないことが出てきました。

ここで、自分ひとりで試行錯誤するか、周囲の人に助けを求めるか考えたとき、明らかに後者のほうがトクです。

誰もやったことがないことに取り組んでいて、それにかけては自分が一番詳しい、という状況だったら
「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤することにも意味があるでしょう。

でも会社の仕事だったら、間違いなく、自分より経験を積んでいる先輩がいます。

経験を積んでいるということは、仕事に関して、自分より多くの情報を持っているということ。

その情報を利用させてもらったほうが、仕事は早くすむわけです。

「忙しそうだから申し訳ない」とか「自分に振られたのだから自分ひとりでやるべきだ」なんて思う人も多いのかもしれませんが
より早く、より正確に仕事をするに越したことはありません。

会社としても、そのほうが人件費的にもコスパがいいのだから、より多くの情報を持っている周囲の人はできるだけ活用させてもらえばいいのです。

期限ギリギリにやる

全てがそうだ、と言うつもりはありませんが
中には本当は1時間で終わるはずの仕事でも、締め切りのずっと前に始めると、ダラダラと3日くらいかけてしまったりするときもありますよね。
本当は時速100キロで走れるのに、時速20キロくらいでとろとろ走るような感じです。
1時間前に着手して最大馬力で完成させれば、そんなムダな時間が丸ごと浮くわけです。

「締め切りを破ったら…」と思うと怖いかもしれませんが、締め切りギリギリのタイミングになると
「やる気がないから、やらない」という選択肢はありません。

最大馬力を出せば1時間でできるポテンシャルのある人なら、「あと1時間しかない!」となったときには、奮起してどうにかするものなのです。

失敗を振り返らない

たとえば失敗をしたときでも、過去を振り返って傾向と対策を練れる人はいいのですが、特に日本では、「過去を振り返る=イヤなことを思い出してストレスを溜める」というループに陥っている人が多いんじゃないかと思います。

寝るときに1日を振り返る人もいるようですが、振り返っても過去は変えることはできないのです。

基本的には、うまくいかなかったら、うまくいく方法を別に考えればいいし、誰かに話を持ちかけて断られたときなんかでも、別のアプローチ法を試みるか、別の人に話を持っていけばいい。

うまくいかないことは失敗じゃないのです。

たとえば、詐欺に遭った経験があると、その後は簡単には騙されなくなりますよね。

その中で、騙された経験を延々と悔やんでいるだけなのか、「あそこで騙されたおかげで、もっと大きな詐欺に引っかからずにすんでいる。」だとすると、あのときの被害額も、今考えればカスリ傷だ」と思えるか。

皆さんはどちらですか?

どうでもいいことに頭を抱えない

自分の力では、どうにもならないことで悩むのも、時間の浪費とストレスにしかなりませんね。

だって、悩んだところで、どうにもならないんですから。

にもかかわらず、「どうしよう」とか「どうにかしてやろう」なんて葛藤している人も、
けっこう多いんじゃないかと思います。

たとえば、他人を変えようとする人。

正義感の強い人ほど、自分の常識と食い違うことをする人を「改心させよう」と頑張ったりしますが、だいたいは徒労に終わります。

自分だけがストレスを抱え込んで、大損こくわけです。
よく言われることですが、他人を変えることなんて、そう簡単にはできませんよ。

人には主観というものがあるのだから、感覚も常識も何もかも違って当たり前だし、そこに正解や不正解はありません。
ということは、本質的に説得は不可能です。

そこでストレスを溜め込むよりも、一歩引いて相手を眺めて、「へえ、こういう人もいるんだな…」「もう勝手にしてくれ、知ったこっちゃないわ!」と捉えたほうがラクなのです。

自分の力では、どうにもならないことで悩む人。もっと壮大なところで言うと、国や世界のことを憂える人もいます。

でも、そんなことより自分自身の心配をしたほうが、ずっと健康的だし建設的です。

こう言うと、「自分のことしか考えないのはよくない」なんて思うかもしれませんが、それの何がいけないのかと思いますね。

まずは自分本位の優先順位で、できるだけラクに楽しくできるように生活を設計していく。

それ以外の、自分の力の及ばないところで決まることは、ハッキリ言って心配しても時間のムダとストレスになるだけで、意味がないと思います。

時間が足りないと悩んだら生活を見直すチャンス

あなたが時間が足りないと悩んでいるのであればそれは生活を見直すチャンスですよ。

今見直せば数年後には天と地ほどの差になりますから。

今すぐ自分のやりたい事とやめるべき事を書き出してそれを『if then思考』でそっくり入れ替えてしまいましょう。
これが時間が足りないと感じる人の為の時間を生み出す思考法です。

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