偉大なるイチローの教えから気づくこと

キャリア

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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こんばんは!Coach Kです!
私の専門はバスケットボールですが、今日は競技は違えど誰もが知る存在、野球界の伝説イチロー選手を挙げてお話を書いていきたいと思います。
イチロー選手は超一流の努力家ですよね。
ご本人も「僕は天才じゃありません、血の滲む努力をしたから今がある」と現役時代に仰っていました。

先日の記事「自分は幸せなのか?努力なのか?自分の幸福度を高めるコツ」では努力だけでなく、ひらめきも必要だよと私は記しましたが、イチロー選手も「努力を努力だと思っている時点で、好きでやってるやつには勝てないよ」と話しています。これは自己満足の努力だけではダメ、好きなものをただ強要されることを努力と勘違いしてはダメだということを理解しなければならないという意味が込められていると思います。

そんな中、やはり今日の日本ではまだまだそういった努力を美学にしたがる傾向にあります。

そしてなぜか若者に目が行きがちな世の中ですが、本当に変わらなければならないのは僕らよりずっと歳上の大人の世代だと思います。時代が変わっていることにまだ昔の価値観を押し付けるそんな人に伝えたいメッセージ、そして今ももがき苦しむ若い世代にエールを今日はお伝えしていきます。

実は上司が部下を殺している

後に紹介する著書で面白い言葉を見つけました。

「死ぬ気でやればやれないことはない」

これはソフトバンク株式会社代表取締役社長の孫正義さんの言葉です。
私もどちらかというと大学時代の恩師から「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。」と教えられ、今でもその言葉のもと自分は動いている時もあります。私はまだまだ若造で下っ端なので、これぐらいの意気込みは大事なんでしょうけど、ある立場の人が下の人間に言うと逆効果であると考えます。例えば会社の上司とかに言われたらどうですか?大学とか部活の先輩とかに言われたらちょっとイラッとしません?



「は?じゃあお前やってみろよ」とか「お前だけには言われたくない」って思う人ほとんどだと思います。このように上に立つ人が下の人に精神論語ると生産性が一気に減速します。「何くそ精神」で己を奮い立たせれるタイプがいるかもしれませんが、大体の人は現場のことを全く理解してくれてない、と萎えていってしまうと思います。

これも著者の中で面白い話があったんですけど、日本とアメリカは戦争してましたよね。当時誰も日本が勝てると思っていなかったでしょう。それもそのはず、物資、石油、弾、何より人間の数が圧倒的にアメリカのほうが有利で、戦う前から負け試合だったのは間違いないでしょう。

しかし何故日本はそれでも戦ったのか。簡単に言えば「頑張れば何とかなる」の精神です。決めたのは日本の最高責任者なのに、実際に戦場に行くのは参加に拒否できない国民。その国民の頑張りに期待したものでした。
結果はご存じの通り、多くの国民が亡くなり、上の人の判断は失わなくていい命を失ってしまうことになってしまいました。

下がいくら頑張っても、できないものはできない、勝てないものには勝てないんです。

大事なのはこの作戦が正しいのか、正しくないのか、それを判断できるように上に立つ人は考えなければいけません。

「優秀な部下がいない」ことはない

例えた戦争で考えると国民は悪くないですよね。愚策を講じた国会が悪い。
コロナの対策も同じです。何回同じこと繰り返してます?緊急事態宣言、蔓延防止措置の検証とかしてるんですかね?って思ってる国民大多数だと思います。

企業も同じと思います。会社が倒産したら部下の責任ですか?いやいやそんなはずないです。だって経営戦略は上の役目ですから。文句言わず働けというならちゃんとした作戦立ててほしいですよね。そして現場の人の頑張りとかって他所の企業とそんなに大差ないと思います。なのに大きな組織のトップになると、現場の状況がわからなくなって、「みんなの努力が足りない」などと言い出し、スタッフたちの責任にしたがるんですよね。

正直、上が優秀なら部下はマニュアル通りでいいでしょう。
ですが、これまで散々上司に対して失礼なことを書いていきましたが、じゃあ部下は何もしなくていいのかというと、決してそういうことを言いたいわけではありません。
「上の人が優秀だから、この人について行けばいいや」とか「上がいると楽だなあ」と思っている自分がいるなら危機感を感じてください。あなたはそれまでの存在で終わります。今あなたが楽できているのは「環境のおかげなんだ」と思うだけでいいです。環境や優秀な上司が近くにいると自分もできる存在だと勘違いしていまいがちです。経営者や優秀な上司のビジョンは自分でも理解できるようにするのと同時に、「自分だったらどうするか」と考える視点つくりは欠かさずしていきましょう。

好き勝手ででいい

自分の価値観を押し付ける上司には気をつけてください。そして自分が上の立場になったら、それだけは絶対にオススメしません。だいぶ改善されてきているのかもしれませんが「夜遅くまで仕事をしている人=頑張っている人」と認識している人がまだまだ多いように思います。私からすると「早く帰れるように工夫をする」の方がよっぽど優秀だと思いますし、経費削減に大変貢献していると思います。
今のは例えですが、「自分のやり方」は人それぞれ違います。そして「頑張りは人に押し付けるもの」ではありません。

私は同世代の中でも比較的幸せに暮らして行けているほうだと思いますが、そこまで努力は正直してません。笑
高校、大学、就職、まともに面接練習や対策をしたことがありません。バスケットボールという強みだけでやってきました。大学卒業して企業に就職しましたが面白くなくて辞めました。大学で教えてみたいなーと思って妹の母校にコンタクトをとってもらい今の自分がいます。そして今や公務員。

決して自分は天才ではないし、努力もそれなりで今の自分がいます。
それぞれプレイグラウンドは違うので自分の思う形で突き進んで行っていきましょう。それは自分勝手で全然いいと思います。

最後に

結局イチローさんのこと全然紹介してませんが、イチローさんの言葉から、とある人の発想とコミットすることができました。
その人とは2ch創設者の「ひろゆきさん」です。
この人の著者「1%の努力」読みましたか?
めちゃくちゃ面白いですし、私のブログで記している考え方も今はひろゆきさんの影響が大きいです。
是非、買ってみてください。1日で読み切れちゃいますよ!!!

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