【アニメ】デスノートから学ぶ心理学テクニック

アニメ

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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少し古いですが、
小畑健作画、大場つぐみ原作による漫画作品。
名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、
理想の世界を作り上げようとする男と世界一の名探偵の頭脳戦を描く物語ですごく面白い。
『週刊少年ジャンプ』2004年第1号~2006年第24号に連載。集英社ジャンプコミックス全12巻。
2006年「デスノート」「デスノート the Last name」として金子修介監督による映画が公開され、
2008年スピンオフ作品「L change the WorLd」も公開され、爆発的な人気を誇りました。

そんなデスノートから学ぶことが出来、日常でも使うことが出来そうな心理学テクニックを
紹介できればと思います。

宣言効果

まずはこの有名なセリフを知らない人はいないでしょう。

僕は、新世界の神となる。

これの効果は人は自らの目標や信念を公言すると、一貫性の圧力が働き、
目標や信念へのコミットメントが高まります。一貫性の圧力は自らの決断を正当化させる効果があるのです。

例えばワンピースのルフィも「海賊王に俺はなる」とよく言いますよね。
このように目標を口にして行動していくことってすごい大事なのです。

意欲的セルフトーク

作中では主人公の夜神月が自分自身に対して自己暗示をかけるシーンがよく見られます。
これはボジティブな言葉を自分にかけ集中力をあげるというテクニックです。
もし使う場合は「自分のやる気を掻き立てるものは?」
「自分が良いパフォーマンスをしたい理由は?」といった質問を
自分自身にして自分のモチベーションが上がるポイントを探るとより効果的かも知れません。

ハロー効果

ハロー効果とは社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、
それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のことです。
これは夜神月がキラを崇拝する高田清美に自分の正体を明かし仲間に引き込もうとするシーンです。
この場合は共通の目標を作ることによって仲間意識が生まれそれにより相手を動かしやすくなります。

割れ窓理論

割れ窓理論とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、
凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。
夜神月はこの理論を使うことによって真面目で心の優しい人だけの世界を作ろうとしました。

大義名分の原理

人間は、自分の行動に、他人が聞いてしごくもっともに見える理由、
つまり「大義名分」が用意されれば、ふつうでは踏み切れない行動にもすすんで踏み切る傾向がある。
普通では人を殺すなどできません。しかし夜神月は正義という大義の名の元にデスノートで殺害を繰り返しました。

様々な社会現象を巻き起こした同作品。
もう一度見てみるとまた違った角度から考察することのできるので
機会があれば是非見てみてください。

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