話し方が上手くいくコツ

教育

10歳からバスケットボールをはじめ、日本一を2度経験。
プレイヤーとしての夢は病気の影響により断念したが、「成長過程にいる男たちを、いっぱしの男にしてやりたい!」という思いを胸に、バスケットボールコーチしてます!また大学事務職員として教学マネージメントを担当。リアルな観点から「教育」「子育て論」「コーチング」などについて情報を発信していきます!

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みなさん、こんにちは!Coach Kです!

昔から話すのが苦手で、自分の気持ちや考えを人に上手く伝えることができないという人は少なくないと思います。私もその1人で監督を始めた頃から選手に言葉で伝えるのがとにかく苦手でした。話終えた後で、「あ〜もう少し〇〇の言い方すればよかった」と後から後悔することがほとんどでした。人の目を見て話すのがなかなかできない私は、時に選手たちをジャガイモと思い込んで精神的に楽な状態で話すことを心がけていたりなどしていました。今ではそこそこ選手に対して話す苦手意識は薄まってきましたが、これが職場の人たちに対しては、まだまだ話す力はないですし、苦手です。何とかして自分の話し方が上手くなりたいなと思い、日々本を読んで知識量を増やしたり、いろんな人のディベート映像を見たりしてトレーニングしてます。

そんな中、最近私がハマっているのが西村博之さんのディベート映像です!

寝る前に必ず見て、こんなふうに話せるようになりたいなって毎日勉強してます。物事をどうやったら表現できるのか、どんな形に話を展開していけばいいのか、すごい勉強になりますよ!是非一度見てみてください。

今日は、私も決して話すのが得意な方ではないですが、これまで学んできたことで、みなさんにも共有したいなと思った内容やコツをお伝えしていき、上手く話せるキッカケになれればいいなと思います!

相手にとって分かりやすい言葉を使う

まず一番は聞き手にとって分かりやすい伝え方や言葉を使うことを意識しなければなりません。相手には相手の世界が存在します。その相手の世界観に合わせて伝えなければならないし、相手の前提と自分の前提は必ずしも一致していないということを理解していなければなりません。まずは相手の知識レベルを理解することが第一だと思います。

よく横文字を使いたがる人いませんか?「日本語で言えや!」って思うこと多々ありますよね。まあそんな私もよく説明するときは横文字を使うこと多いんですけど、相手は急に英単語で説明しても、「はい?」って思うこと絶対あると思うんです。
そういう人って「日本語で説明しにくい」とかって言うんですよ。それは伝え方が下手くそな言い訳です。普段から何気なく使っている英語や専門用語をいかに相手の世界観でも分かりやすいように表現していくかが大事です。聞いている相手の反応や相づちなどで理解度を確認しながら、話すことを忘れないでください。
あと「日本語で説明が難しい」という人、「外来語禁止ゲーム」めちゃくちゃオススメです。私も大学時代のお酒の場でよくやってました。あれやると一瞬立ち止まって、頭の中で考えると思うんです。その考えている行為こそが上手く話すためのトレーニングとも言えると思います。



話す内容を、話す前に一度整理すること

話の内容が分かりにくい人や、途中で何言っているのか分からなくなってしまう人は、まず感情的に話してしまい、頭より先に口が動いてしまうタイプです。そんな人はまず情報を頭で整理するコツが大事になってきます。まあ言うのは簡単ですけど、これは結構難しいんです。
そんな中、私が意識しているのは、「相手の話している内容を全て聞かない」ということです。
と言うと誤解が生じるかもしれませんが、複雑なものを整理し、シンプルにしていく思考方法と言った方が正しいかもしれません。話の内容の大半は無駄な部分だと思います。ディスカッションしていく上で、一つの単語やポイントに引っかかる部分があれば、そこに対して自分の考えを整理し、次の自分が話す準備をする。全部を聞き取ろうとする必要はないんです。そんなのは録音機でもない限り、不可能でしょう。

相手の聞き取りやすい声量やスピードで話す

話の内容に加え、「声」も重要な部分だと思います。良い話をしていても、相手に話が入ってこなければ意味がありません。大声で話す必要は全くないですが「すいません、聞こえないです」と言われない程度であること、その空間にいる人全員が均等で聞こえるような声量で話すことを心がけなければなりません。
また私も滑舌が悪いんで、苦労しているのですが、そういう人は自信のない部分は少しいつもよりゆっくり話すなどをも意識してみるのもいいでしょう。

独り言も実はすごい重要

私はプレゼン前や、取材の前は必ず1人で車や風呂の中で練習するんです。側から見たら気持ち悪いかもしれませんが、これって結構重要なんです。独り言を言う時に、本番のイメージなどをしながら話してみてください。

別に練習の独り言でなくても構いません。

独り言で見たものをそのまま説明してみてください。
「息子が今すごいアホ面しながらアマゾンプライムでクレヨンしんちゃん見てるんですよ。最近コロナの影響で幼稚園に行けなくて、暇なんでしょうが、幼稚園で過ごせる貴重な時間を、家で暇そうにしている時間がもったいないなって思うんです」
僕の今のリアルを独り言で呟いてみたんですけど、これって独り言じゃなくても、人との会話でも内容は成立すると思うんです。
まずは見たものを分析し、自分の話す内容のゴールを決める、話す内容を考えるってトレーニングは独り言でも十分備わります。

実際、人と話す内容も大半はくだらない上のような内容だと思うので、その感覚でどんどん独り言で練習して、人と話すチャレンジしていってみてください。

身振り手振り

身振り手振りが大きい人は、とにかく物事を正確に伝えたい、社交的で外交的な心理から成り立っています。物事を正確に伝えたい心理が働いているなら身振り手振りを用いて話すことにデメリットはないでしょう。もちろん学校の入試、就職採用試験など用途別に気をつけなければならない点はありますが、「伝える」より「いかに伝わるか」が大事なコミュニケーションでは、自分の話を整理する一つのツールであったりするので、有効的に活用してみてもいいのではないでしょうか。

話すこと以上の知識をもっておくこと

自分の話だけして会話終了、ということはまずないでしょう。自分が言ったことに対して質疑応答の時間が必ずあります。そのために「自分がこれを言うことによって相手はどんな疑問を持つか」と考えることも大事です。それらに応えられるだけの勉強や準備は必ずしておきましょう。

まとめ

上記は決して特殊な能力ではありません。最初に述べた西村博之さんも昔は話すことが苦手であったと言っていました。やはりトレーニングやある程度の経験も大事になってきます。最初から上手く話せる人はいません。自信をもって話してください。質問されたことに対して分からなければ「分かりません、勉強不足でした」でいいと思うんです。そうやって失敗から学んで上手く話せる方法を身につけていきましょう!



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