みなさん、ストレスを感じることはあるでしょうか。生きていれば家でも職場でも、どんなとこでもストレスというのはどうしても発生してしまうものです。割と何でも抱え込んでしまっていた私ですが、できるだけ面倒なことを避けて、自分にとって楽な道を探るようになりました。
そういう生き方や対処法はスキルとして身につけておくとよいと思っています。
ひろゆきさんも言っていましたが、「こうきたら、こうする」というルールを作ってしまうのです。それを決めておかないから、その時々で考え込むことになってしまい、ストレスが溜まっていくのでしょう。
ということで今回は、「こうきたら、こうする」というルールを3つ紹介しましょう。
「ストレスの言語化」
「自分が何にストレスを感じるのか」を知ることがまずは大事になります。
これは経験しておかなければ、そもそもどうしたらいいのか考えることができません。
たとえば、「人前で話すこと」がストレスだと思っていたとしましょう。
でも、実際にやってみると、「拍手や笑い声を聞いてすごく気持ちいい」「もしかしたら、そんなに嫌じゃないのかも?」となることだってあります。
実際にやってみて、ドッと疲れるのか。それとも清々しく感じるのか。そうやって「ストレスのありか」を確かめておきます。
未体験のことなら、「とりあえず実験だ」と考えてみてください。
で、ストレスを感じたら「あ、やっぱりしんどかった。自分は間違ってなかった」と考えるようにしてみてください。
それからは、「私は、人前で話すことにストレスを感じます」「僕は、文章を書くときにストレスを感じます」
「私は、テキトーな料理を見たときにストレスを感じます」と、言語化してみてください。
そうやって言葉にできると、自分の中で折り合いがついて、少し楽になると思います。これが、ストレス対処の第一歩です。
意思表明
言語化ができたら、次は「相手に伝える」のが重要です。
ストレスを感じることが降りかかってきたとき、早く逃げることが大事です。
先ほど、人前で話すことにストレスを感じてしまう人は、「スピーチで話してよ」と言われたらすぐに断ることができます。
ストレスを感じることをちゃんと隠さずに言うことです。ここで見栄を張ったり、「いい顔」をする人は、すぐに引き受けてしまい、あとで後悔をします。
先ほどの言語化は、自分に対して効果があることでしたが、次はそれを相手に伝える番です。
僕もどちらかと言えば断るのが苦手なタイプで、結局やってしまうこと多々ありますが、何かしらの理由をつけて断る「勇気」ってのはすごく大事なことだと思います。
「スピーチは無理だけど、書くことは得意だから手紙を書いて代読してもらうね」など、ストレスを感じない方向に持っていくこともできるかもしれません。
頭の中で思っているだけでも伝わらないので、ちゃんと自分の身を守るためにも「NO」を言えるようになりましょう。
マインドセット
そもそもなぜストレスを感じるかというと、多くの場合は「自分にプライドがあるから」です。
「うまくいく」と思っていたことがうまくいかなかったり、「自分は偉い」と思っているのに軽く扱われるようなとき、人はストレスを感じます。
でも、これって、自分の自尊心が生み出しているんですよね。
相手や物事にストレスの原因があるように錯覚するんですが、大元は自分の考え方が作り出したものなのです。
これに気づけないと、「あいつはわかってない。あいつもわかっていない。みんな自分の敵ばっかりだ……」と思い込むようになってしまいます。
ここで大事なのは、そもそものマインドセットを変えることです。「自分なんて大したことない」という謙虚な気持ちに戻ることです。
僕も何で俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ…とストレスを感じたりすることはよくありますよ。
ただ「まあ、そうだわな」って何か自分の中で落としどころを見つけることのすごく大事なことです。
そうやって心持ちを柔軟にしておけば、困ったことが起きた衝撃も和らげてくれるんですよね。
逆に、「プライド」を持ってしまうと、堅い気持ちで何事にも臨むことになってしまいます。
心が堅い状態だと、強い衝撃で砕けたり、折れたりしてしまいますよね。
ということで、「うまくいくわけないよな」「自分なんて大したことないよな」くらいの気持ちですべてのことは考えておいたほうがいいと思います。
ハードルを上げたり、期待値を上げてしまうと、「うまくいって当たり前」「失敗したらダメだ」と、自分を追い詰めてしまいます。
まあ、アスリートとか起業家とかなら、そういう精神で勝ち上がっていくのが理想なんでしょうが、私たち凡人には必要ないことなんじゃないでしょうかね。
コメント